2023年11月トマトの価格高騰の原因

最近のインフレ状況下において、野菜業務用の仕入れ市場でトマト価格の上昇が飲食店経営者にとって大きな懸念事項となっています。猛暑の影響でトマトの価格が高騰し、例年の2倍の価格がついている例もあります。直近では価格も少し落ち着き始めていますが、今回のような価格の高騰時の原因と対策についてご紹介しています。

 

トマトの価格高騰の原因

価格変動の要因はたくさんありますが、トマト価格の変動は気象条件、輸送費、需要と供給の変動、そして最近の燃料価格の上昇などが直接的な影響を与えています。日本の業務用仕入れ市場においては、ご存知の通り本年はこれらの要因ほとんどが当てはまってしまい、トマトの価格は高騰してしまいました。

●気象条件

トマトの生産には気象条件が非常に重要です。今年のように異常な高温、台風、豪雨、または長期の干ばつなどが生産に影響を及ぼすことがあります。これらの気象条件は収穫量を減少させ、生産コストを増加させる可能性があります。例えば、洪水によるトマト畑の浸水は、収穫の損失と品質の低下をもたらすことがあります。気象条件が不順である場合、生産農家はトマトを栽培するための追加の労力や資源を必要とし、これが価格上昇の原因となります。

●輸送費

例えばレギュラーガソリンですと、2022年10月153円だったのが2023年10月162円と値上がりしています。2020年は122円でしたのでたった数年で30%ほどガソリン価格が上がっています。輸送費はもちろん、輸送中の温度管理など様々な面で輸送、梱包とうすべての物が価格転嫁されてしまう環境になっています。

●需要と供給

需要と供給の要因は価格変動に大きな影響を与えます。トマトは多くの料理で重要な材料であり、需要は一年を通じて安定しています。ハウス栽培や産地リレー、輸入野菜など様々な工夫で価格安定につながっていますが、本年のように猛暑で供給が滞ってしまうと価格高騰につながります。

 

トマト価格高騰の対策

飲食店経営者にとって価格の上昇を考慮して、野菜卸を使ったり業務用野菜を活用して仕入れることが対策となります。以下に、価格高騰時の対策、主に業務用野菜卸の活用についてご紹介していきます。今まで活用したことない方もぜひ参考にされてください。

●業務用野菜卸

業務用野菜卸では、野菜だけでなく果物や、魚など幅広く扱っていることが多いです。野菜の仕入れを検討していたけれど、その他の食材の良い調達先としての情報が見つかることだってあります。サービスについても加工しやすいようにカット野菜の状態で卸サービスをしていたり、B品野菜を格安で販売していたり様々なサービスを行っていますのでトマトについても多数選択肢があります。また、業務用食品卸は業者によって、得意な食品、野菜、地域が違いますので、複数の業者を調べていくことで最良の業者とのお取引を探すことが可能です。

●仕入れ単価を下げる

野菜には、仕入れ量によって単価が変わるものもあり、大量発注することで仕入れコストを削減することができます。特に、冷凍保存ができる野菜であれば、ケース購入によって仕入れコストを抑えることは野菜高騰時に有効な手段となってきます。また、普段から取引をしているならば営業担当者との関わりも密になりますので、そのようなコスト削減可能な野菜についても聞きやすくなりますので、今回を機に業務用野菜卸を上手に活用していくのも有効です。

●相見積もり

1つの卸業者とだけ深く付き合うことは、時にはサービスをしてくれることもあったりしますが、厳しい話、仕入れ先にも競合がなければ仕入れのコスト削減を上手に検討することができません。また、業者によって得意・不得意とする野菜や仕入れの地域もありますので、様々な仕入れ先を柔軟に定期的に探していくことも必要です。時には、相見積もりを取ってみると、野菜の単価が違っていたり、他業者の方が安いことを伝えることで、営業担当者がと交渉をすることにつなげることもできます。定期的に取引価格の見直しを相談したり、他業者の見積もりを確認したりすることで、常にベストな仕入れ先を選んでコスト削減につなげていきましょう。

 

今回は、トマトの価格高騰の原因と対策についてご紹介致しました。弊社「アジアインタートレード」では全国100以上の卸値を検索して比較することで、価格が安く、より店舗に近い卸先からの配送できる調達先を探す仕組みを使って飲食店の方々のお手伝いをしております。ご活用いただけるサービスもあるかと思いますので一度ご覧いただければ幸いです。