新しいじゃがいもは新じゃがいもなの?と思ったことはありませんか?知っているようで知らない新じゃがの由来ですよね。そろそろスーパーでもお見掛けする旬の時期なのでぜひ知っていただき、美味しく召し上がっていただいたり、飲食店経営の方々にはメニュー提案にご活用いただければと思います。
新じゃがと普通のじゃがいものちがいは?
新じゃがと普通のじゃがいもの違いは、主に収穫時期と食感の違いです。新じゃがは、春から初夏にかけて収穫されたばかりの若いじゃがいもを指します。収穫後、貯蔵することなく早急に市場に出回ります。そのため、皮が薄く柔らかく、肉質はやわらかく水分が多いため、煮崩れしやすく、ホクホクとした食感が特徴です。
一方、普通のじゃがいもは、秋から冬にかけて収穫されるもので、収穫後一定期間貯蔵されることが多いため、皮が厚く、肉質は固めで、水分量が少ないため、煮崩れにくく、もっちりとした食感が特徴です。
また、新じゃがは味が濃く、糖度も高く、料理の味を引き立てることができますが、普通のじゃがいもは、収穫後の貯蔵期間が長いことで、でんぷんが分解されて甘みが増し、より風味豊かな料理に適しています。
新じゃがを食べるべき理由とは?
●新鮮な味わい
収穫後すぐに市場に出回り、新鮮な状態で味わえます。皮ごと茹でたり、焼いたりすると、じゃがいも本来の風味や旨味を存分に楽しむことができます。
●健康に良い
ビタミンCや食物繊維などの栄養素を多く含んでいます。また、皮にはポリフェノールが含まれているため、皮ごと食べることで栄養価を高めることができます。
●調理の幅が広い
煮物や焼き物、揚げ物、サラダなど、調理方法が豊富です。また、やわらかい食感や甘みがあるため、子供から大人まで幅広い年齢層に好まれる食材です。
●旬の食材として
季節限定の食材であるため、旬の時期にはぜひ味わってみてほしい食材の一つです。旬の食材を使った料理は、季節感があって、料理を楽しむ上でも楽しいです。
●地産地消
地域によって品種や風味が異なります。地元で生産された新じゃがを使った料理は、その土地ならではの味わいを楽しめます。また、地産地消によって、地域の農家や生産者を支援することもできます。
以上のように、新鮮で健康的で、幅広い調理方法ができ、旬の食材として地産地消もできるといった消費者にも生産者にもメリットたくさんなのが新じゃがなんです。
新じゃがはどうやって入手するの?
新じゃがの生産量が最も多い地域は、北海道で生産シェアは8割程度もあります。北海道は、気候条件が適しており、広大な耕地があるため、多くの新じゃがが生産されています。北海道の他にも、岩手県、秋田県、青森県、宮崎県などでも新じゃがの生産が盛んです。新じゃがは、収穫後すぐに市場に出回り、新鮮な状態で消費者に提供されるため、生産地から近い地域で生産されることが多い傾向にあります。
そして、新じゃがは、一般的に春から初夏にかけての収穫時期に入ります。北海道では5月中旬から6月下旬にかけて、本州地方では4月下旬から6月中旬にかけて、南の地方では3月下旬から5月上旬にかけて収穫されます。新じゃがは、収穫後すぐに市場に出回り、新鮮な状態で消費者に提供されます。新じゃがの季節は短く、一年中入手できるわけではないため、その時期になったら、早めに味わっておくことをおすすめします。
今回はいよいよ3月が旬となる新じゃがについてご紹介致しました。弊社アジアインタートレードでは、ご紹介した生産地から遠い場所のお客様でも全国100以上の卸値を検索して比較することで、価格が安く、より店舗に近い卸先からの配送することが可能で、新鮮な野菜が手に入ります。低価格と新鮮を両立した食材を仕入れるお手伝いを行っておりますので、お役に立てる情報があるかと思います。ぜひご覧いただければ幸いです。
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