2023年2月日本一輸出している野菜知ってる?長芋が海外で人気のヒミツ

日本は食料を輸入していることが多いと思っている方は多いのではないでしょうか?実は、海外に輸出するほど栽培に成功している野菜があります。それは長芋なのですが、台湾・アメリカ・シンガポール・香港への輸出が多く、健康に良いとされ人気となっています。今回は、海外で活躍している野菜の長芋についてご紹介致します。

 

なぜ長芋が海外で人気なの?

●独特の食感と味

日本の長芋は、繊維質が少なく、ネバネバ成分が多いため、とろっとした食感があります。また、甘みがあり、独特の味わいがあるため、海外でも人気があります。

●健康効果

日本の長芋には、食物繊維やビタミンC、ポリフェノールなどが含まれています。これらの栄養素は、便秘や生活習慣病の予防、美肌効果など、健康に良い効果が期待できるため、海外でも注目されています。

●料理の幅広さ

日本の長芋は、とろろや天ぷら、煮物など、様々な料理に使うことができます。また、日本の郷土料理であるお好み焼きやたこ焼きにも欠かせない食材であり、これらの料理が海外でも人気があるため、長芋も一緒に注目されることがあります。

●日本文化の魅力

現在、日本の食文化は、海外でも高い評価を得ています。その中でも、和食は健康的で美味しいとして、海外でも人気があります。日本の長芋は、和食の代表的な食材の一つであり、和食文化の魅力を海外に広める役割を担っていると言えます。

 

以上が、海外で日本の長芋が人気の理由の代表的なものになります。ちなみに、最も日本から輸出されている台湾では、「山薬」といわれるほど滋養強壮に効く健康食品として珍重され、薬膳料理のスープや、チキンスープなどの具材として消費されています。

 

長芋の産地について

長芋生産量の日本一は北海道で、全国シェアは49.7%です。生産量1位の北海道、2位の青森県、3位長野県の3道県あわせて、国内生産量の約91%を生産しています。国内向けの生産が高い北海道と青森県が同様に、輸出への取り組みも高くなっています。

なぜ、この地域で栽培された長芋が輸出されているのかというと、1990年代の半ばに香港に進出していたスーパーのヤオハンが北海道フェアを開催したのがきっかけと言われています。そこで人気を博した長芋が販路を拡大して現在のように輸出が広がっているというわけです。

また、青森県については、首都圏などの中央卸売市場から台湾、アメリカ、シンガポールに青森県産の長芋が広がって行ったと言われています。青森県産の長芋については肉質のきめが細かくやや大ぶりなので、国内市場に比べて大型サイズの長芋が求められる海外について人気がある状況です。

 

長芋の旬はいつ?

長芋の旬は、11~12月、3~4月です。特に、北海道や青森県の長芋は5月に植え付け、雪が降る前の秋(11~12月)と、雪が消えた後の春(3~4月)の2回収穫します。秋堀り長芋は、完熟したてのみずみずしさ、春堀り長芋は冬を越しているので甘さが際立ち、熟成されたおいしさを味わうことができます。

まさに、これからが調達の旬の時期となりますのでぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

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