2022年12月スーパーフード「ビーツ」が旬!生産地は?

ビーツという野菜を聞いたことがあるでしょうか?ビーツは地中海沿岸地方原産のアカザ科のサトウダイコンの一種です。ロシア料理のボルシチの主材料として使われるのが最も有名です。赤かぶにそっくりな見た目と色をしていますが、ビーツはほうれん草や大根に近い野菜となります。今回は現在、旬を迎えているスーパーフード「食べる血液」ともいわれているビーツについてご紹介しています。

 

ビーツの生産地

ビーツはオランダ、ニュージーランド、オーストラリアの生産が盛んな野菜ですが、日本国内では熊本県、長野県、茨城県、北海道がビーツの主要産地となっています。ビーツの原産地は、ヨーロッパからアフリカ北部、地中海沿岸といわれていて、3世紀ごろから野菜として食べられているという歴史もあります。

そして、ビーツ旬の時期は6月~7月、11月~12月と1年に2回あります。ビーツの生育適温は15℃~21℃とされており、3月~5月の春まき、9月~10月の秋まきで約2ヶ月~3ヶ月後に収穫を行うのが一般的です。

ビーツはボルシチ料理に使われていますように寒さには強いですが、暑さには弱いです。日本においても寒い地域、寒暖差の大きい地域での栽培がなされている野菜です。

 

福岡県のビーツが美味しくて話題

特に現在話題の産地となっているのは筑後平野北部に位置する福岡県久留米市北野町。食育マイスターの資格を持ちながら栽培に取り組んでいる、ならはら菜園さんが度々メディアで取り上げられています。ならはら菜園さんは、土づくりに注力し、えぐみの少ない野菜作りにこだわっていることがポイントです。

実は、ビーツは栄養豊富ながら、苦い・えぐみがあるといった味の面で敬遠されていることが散見されます。ビーツの若い葉はクセがなくベビーリーフとして生で食べられますが、葉が大きく育つとえぐみが出てくるので食べないことが多いです。

以上のように、ビーツの野菜としての知識や調理の方法を知っているのが1番ですが、そもそもえぐみの少ない野菜作りを目指していて、話題となっているのが、ならはら菜園さんなのです。

このような、品質の高い野菜をメニューに取り入れてみることもいかがでしょうか?

ビーツの栄養価の魅力

・葉酸

・鉄分

・カリウム

・ベタイン

・オリゴ糖

・硝酸イオン

・ポリフェノール

ビーツは「飲む血液」と呼ばれているほど栄養価での評価が高いです。これはビーツを食べることで一酸化窒素で血液の循環を調整する作用が体内で行われることで、アンチエイジングに非常に効果的だということが原因です。

また、それに加えて、血液を作る葉酸やビーツの赤い色素であるベタシアニンはポリフェノールの一種で強い抗酸化作用があり、最近の研究では、それらが抗発癌性を示すことが示されています。これが、飲む血液、スーパーフードと呼ばれている所以です。

ビーツにはカリウムがレタスやトマトの2倍以上含まれていますし、ベタインはアミノ酸の一種であり、植物や海産物に含まれている天然物質です。高脂血症を減らし脂肪肝をつきにくくするため、肝硬変や脂肪肝の予防になると言われ、肝機能を改善してくれる効果が期待できます。さらに、ラフィノースとよばれるオリゴ糖が含まれていて、悪玉菌の増殖を抑えることから腸内環境を整えることができます。

 

以上のようにビーツには、デトックスをしながら栄養補給をし、病気を予防してくれるだけでなく、腸内環境を整えるなど正常な体の働きに調整してくれることが期待できる、健康に大きくかかわる栄養素がたっぷり含まれているのです。

 

 

ビーツの魅力についてご紹介しましたが、いかがでしょうか?まさに旬を迎えていることもありますし、スーパーフードと呼ばれて現在とても人気が高まっています。貴重な野菜でもありますので、効率よく調達するためには業務用野菜卸の活用をオススメ致します。弊社「アジアインタートレード」では全国100以上の卸値を検索して比較することで、価格が安く、より店舗に近い卸先からの配送できる調達先を探す仕組みを使って飲食店の方々のお手伝いをしております。ご活用いただけるサービスもあるかと思いますので一度ご覧いただければ幸いです。