2022年9月にオススメ!旬の秋野菜3選

お盆も終わり、いよいよ秋が近づく9月に入っていきますが、まだまだ残暑が厳しい日が続きます。9月はまだ気温が高いこともあり夏野菜も引き続き旬の野菜もありますがが、徐々に秋野菜も出始めます。葉物や果菜類が多かった夏野菜から根菜が美味しい季節へと移行していく時期です。今回は秋野菜のオススメ3選をご紹介しています。

 

①まつたけ

まつたけ生産トップは岩手県で、全国シェアは60%です。生産量1位の岩手県、2位の長野県、3位岡山県の3県あわせて、国内生産量の約92%を生産しています。まつたけは7月頃から出回り始め、11月頃まで出荷が続きます。出荷のピークは9~10月頃です。市場で最も多くなるのは中国産で全体の約54%を占めています。意外ですが、続いてアメリカ産カナダ産、トルコ産のまつたけも流通していることがあり、中国産についで輸入されています。

国産まつたけの相場は1本あたり7000円~1万円、1kgあたり8~10万円程と言われています。しめじやしいたけのように人工栽培することが難しいため希少価値が高く、値段も高いというイメージを持たれている方が多いですが、出荷時期と規格によって値段は変わります。出荷時期が遅く大きくなりすぎてしまったものや、カサが開ききってしまった状態のものに加え、韓国や中国、アメリカからの輸入品は比較的安価に手に入れることができます。3L・2L・L・LM・M・S・2S等のサイズ規格があり、大きさによって味が変化する為、用途に分けて収穫時期は分けられています。また松茸は大きさとは別に、開き具合によっても規格分けがされます。少し開いているものはHA、ほとんど開いているものはHB、完全に開ききっているものがHCと三段階で分けられています。

このような種類があることを知っていれば高級品と言われるまつたけも安く調達するチャンスがあるのではないでしょうか?

 

➁さつまいも

さつまいもの生産トップは鹿児島県で、シェアでは34.9%となっています。2位は茨城県で21.7%、3位は千葉県で12.5%のシェアとなっています。4位の宮崎県を含めると、上位の4県で全国の約8割のさつまいもが生産されていることになります。そして、9月のさつまいもの取引量は、年間取引量の約11%が出回りますので、秋の味覚と言われるさつまいものシーズンがいよいよ始まるのが9月となります。さつまいもは品種によって収穫時期が異なっていて8月下旬から12月上旬と差があります。人気の品種の時期についてもご紹介していきます。

鳴門金時   :8月下旬~11月

紅あずま   :9月〜11月

シルクスイート:9月下旬~10月

安納芋    :9月下旬~12月

紅芋     :10月~11月

紅はるか   :10月~11月

一口にさつまいもと言っても人気の品種だけでこれだけの種類と収穫時期のちがいがあります。レシピに活用したいさつまいもは見つかりましたでしょうか?

 

③さといも

さといも生産トップは埼玉県で全国シェアは13%。生産量1位の埼玉県、2位の千葉県、3位宮崎県の3県あわせて、国内生産量の約31%を生産しています。9月のさといもは、年間取引量の約11%が出回ります。出荷量がもっとも多いのは12月ですが、品種によっては9月あたりから収穫量が増加します。

代表的な品種は、初夏から秋口へかけて「石川早生」の旬がはじまります。11月頃からはもっともポピュラーな品種「土垂」や、「セレベス」が流通し、12月以降はお節料理に使われる「八ツ頭」などが出回ります。

まさに旬が始まる品種である「石川早生」は土垂と並び里芋の代表的な品種です。大阪府南河内郡の石川村(現河南町)がこの芋の原産地とされ、その地名がつけられています、またその名のとおり早生品種で、宮崎県では7月から収穫が始まります。他の品種に比べ小ぶりで、煮物、きぬかつぎといったレシピに活用することができます。

 

今回はこれから始まる9月に旬となる秋野菜3選をご紹介しました。弊社「アジアインタートレード」では取組を行っております。全国100以上の野菜卸から一度に仕入れ価格を比較して新鮮な国産野菜を配送することができます。全国の卸売市場を対象としていますので、お近くの市場からお目当ての野菜を最適価格で仕入れ、配送を受けることを可能にしました。お役に立てるかと思いますので一度ご覧いただければ幸いです。