2022年7月旬が真っ盛り!絶品のトロなすって知ってる?

なすは夏野菜の定番で夏が旬ということは良く知られていると思います。なすは艶のある黒や紫色の野菜を思い浮かべるひとが多いと思いますが、実はなすには様々な種類があり、その美味しさの特徴も違っています。今回はその中でも特に夏最盛期の7月に人気があるなすについてご紹介しています。

 

7月旬のなすの種類とは?

・中長なす

・長なす

・丸なす

・小なす

・米なす

なすは世界中で1,000種類ほどあるとされ、日本国内だけでも地域の特産品となっているような品種を含めると200種類近くの品種があるといわれています。中でも、中長なすは最も市場に流通しているなすで、たくさん採れて作りやすいことから、日本全国で栽培されています。ハウス栽培ものが多いため、ほぼ一年中出荷されていて、ほどよいやわらかさと扱いやすい大きさで人気。もう少しサイズが大きい長なすも多く流通されていますが、どちらかというと東北や西日本中心に流通しているため、中長なすのほうがよく見かける野菜となっています。

 

トロなすとは?

トロなすは、白なすや緑なすと呼ばれることもあるナスで、表面の皮が緑のものや白のもののことを指します。その他にも色んな名前がつけられて売られていますが、トロなすは、普通のナスと比べると、ずっしりと重みがあり果肉がジューシーなのが特徴的です。その名の通り加熱すると中身がトロトロになり、旬の今の時期だけに楽しめる絶品のなすです。

白なすの皮は硬いですが、中の果肉は非常に緻密で滑らかとなっていいるので、そのトロトロ具合はまるでフォアグラのような食感と例えられる程です。これが「トロなす」と呼ばれている最大の理由です。

白なすは一般的ななすよりも甘みが強く、ポリフェノール(アントシアニン)を含まないため、苦味や渋み、えぐみを感じにくくて食べやすいという評価も高いです。普通のなすの苦味・渋みが苦手な人向けへの提案にとっても最高のなすとなっています。

 

なすは栄養価が低い?

なすには栄養が無いという意見をよく見かけますが、これはなすだけに限らず、キュウリやレタスなどの夏野菜全体的に共通していることになります。夏野菜は水分を多く含んでいるので水分ばかりで栄養素が少ないと思われているからです。

なすは全体の90%が水分でできているので、これを聞くことで栄養価が低いと思われがちですが、ビタミンBやC、ミネラルとして鉄分・カリウムやカルシウム、食物繊維を含んだ、バランスよく栄養が摂れる野菜なんです。代表的なカリウムについてご紹介します。

カリウムは、なすに含まれる栄養素の中でもっとも特徴的なもの。余分な塩分や水分を体外に排出してくれるので、高血圧の予防やむくみの解消に役立ちます。水分とともに体の熱を放出してのぼせやほてりを鎮める効果もあり、だるさや食欲不振などの夏バテ症状を予防・緩和することが可能です。

「秋なすは嫁に食わすな」という言葉を聞いたことがありませんか?これは出産を控えた女性の体を冷やしてしまうからということが由来となっています。それだけ、なすはデトックス効果が昔から高いと言われていることがわかります。

 

今回は現在、旬で絶品のトロなすについてご紹介しました。弊社「アジアインタートレード」でも取組を行っております。全国100以上の野菜卸から一度に仕入れ価格を比較して新鮮な国産野菜を配送することができます。全国の卸売市場を対象としていますので、お近くの市場からお目当ての野菜を最適価格で仕入れ、配送を受けることを可能にしました。お役に立てるかと思いますので一度ご覧いただければ幸いです。