今年の1月は白菜、キャベツ、キュウリが安い

新年あけましておめでとうございます。当ブログは今後も飲食店の方々はもちろん、ご家庭用にもお使いいただける野菜の知識をご紹介していきます。何卒、本年も宜しくお願い致します。

 

さっそくですが、1月の野菜価格の見通しが発表されていますのでご紹介していきます。農林水産省が東京都中央卸売市場に出荷される野菜の生育状況を聞き取りし、価格調査をしたものになります。1月については、白菜・キャベツ・キュウリは平年より安く購入することができる傾向です。反対に、ジャガイモ、玉ねぎは平年より高い価格になる見込みとなっています。

 

白菜、キャベツ、ジャガイモ、玉ねぎの価格見通しの詳細

●白菜、キャベツ

暖かい秋だったため、野菜の生育には非常に良い環境が続きました。そのため野菜全般の小売価格が平年よりも安くなっています。特に、白菜・キャベツ、レタスなども平年より安く流通していますが、天候に左右されやすい野菜で、天気が良いとすぐに育つためです。生産量が多くなっているため、かなり安く売っているスーパー等もあり、1月はお買い得になるとされています。

そのほか、同じ葉物類であるほうれんそうは、生育が順調であるが、一部の産地では、気温の低下により、生育が緩慢となっている。ねぎは、生育が順調であり、生育期の気温が平年を上回り、かつ、適度な降雨があったため太物傾向。

 

●ジャガイモ、玉ねぎ

主産地である北海道で特に顕著となっていますが、10月は天候に恵まれたため干ばつが起こっていて生育状況が良くなく、サイズも小さくなっています。7月についても同様に、高温干ばつの影響があったため北海道産のジャガイモとして8割のシェアがある馬鈴薯や、玉ねぎは継続して価格が平年より高く流通しています。その他の産地として鹿児島、静岡がありますが、こちらの産地では生育状況は良好となっていますので、高騰とまではいかない状況です。

 

野菜価格見通しの調べ方

近年、天候不順により野菜の価格変動が大きくなっていて消費者に影響が出ています。野菜の生育状況や価格の見通しを情報発信するため、平成23年より、主産地、卸売会社、中間事業者等から聞き取りを行い、その結果が農林水産省ホームページに掲載されています。

聞き取りを行う野菜は14品目あります。だいこん、にんじん、白菜、キャベツ、ほうれん草、ねぎ、レタス、キュウリ、なす、トマト、ピーマン、ばれいしょ、さといも、たまねぎ…です。

以上の野菜の生育状況は、東京都中央卸売市場外において流通するものもほぼ同じ傾向となっていますのでご活用いただけると思います。

過去の聞き取り調査についても農林水産省のページで公開されています。

https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/yasai_zyukyu/

 

飲食店にとっては店舗の利益、ご家庭にとっては家計の節約になるので少しでもお買い得の価格で調達できることはプラスになりますよね。しかも、生育状況も良いので味、大きさも良質なことが多いです。ぜひ、今回の調査を活用してみてくださいね。

 

弊社アジアインタートレードでは、そのような知識がない方でも全国100以上の卸値を検索して比較することで、価格が安く、より店舗に近い卸先からの配送することが可能で、新鮮な野菜が手に入ります。低価格と新鮮を両立した食材を仕入れるお手伝いを行っておりますので、お役に立てる情報があるかと思います。ぜひご覧いただければ幸いです。