飲食店に野菜ソムリエがいるメリットデメリット

野菜ソムリエという資格を聞いたことはありますか?その名の通り野菜の専門家の知識を身につけて、美味しさや楽しさを理解して伝えるスペシャリストとして認定されるものです。芸能人やアナウンサーなども野菜ソムリエとして認定されている方が多くて活躍の場が広がりそうですよね。今回はこの野菜ソムリエが飲食店にとってどのように役立つのかご紹介しています。

 

飲食店に野菜ソムリエがいるメリット

・お客様の満足度、集客アップ

・在庫管理、ロスの効率アップ

・ブログ、情報誌などに掲載

 

【お客様の満足度、集客アップ】

「野菜ソムリエがいる店」「野菜ソムリエが厳選仕入れしたメニュー」と表現することで美容、健康に関心が高いお客様や、産地などの食材にこだわりのあるお客様の集客と満足度につながります。また、このようなお客様は美容や健康に投資されているのでメニューの単価もアップにつながります。野菜ソムリエが選んだ野菜を使うことで印象だけでなく味、旬、栄養面といった実用的な部分もしっかりアピールできることはメリットではないでしょうか。

 

【在庫管理、ロスの効率アップ】

野菜ソムリエは、日本野菜ソムリエ協会(一般社団法人)が認定する民間資格で、講座を受講して試験に合格することで資格認定となります。よって野菜や果物の効果効能~保存方法といった幅広い知識を身に付けています。保存方法や旬の時期などの詳しい知識を活かして、食材の無駄を最低限に抑えることができるでしょう。旬の野菜や果物、食べ頃も把握しているので仕入れの場面でも野菜ソムリエの存在はメリットになるのではないでしょうか。

 

【ブログ、情報誌に掲載】

①当協会の理念及び日本野菜ソムリエ協会 認定レストランの活動に賛同していただくこと

➁野菜ソムリエ以上の資格保有者の推薦がある、もしくは店舗に野菜ソムリエ以上の資格保有者が在籍していること

③「旬の野菜」(※)を5種類以上使用したメニューがあること ※当協会の指定する「旬の野菜リスト」に基づく

④四季折々の野菜を使用した、お店の独自メニューがあること

⑤旬の野菜の情報を生活者(お客様)に向けて発信していること

例えば、以上の5つの基準をクリアしたお店だけに与えられる"野菜ソムリエ認定レストラン"の称号というものがあります。認定資格を発行している日本野菜ソムリエ協会の認定証とステッカーが配布され、専用の紹介サイトでも取り上げていただくことができます。近年はSNS社会になりますので、野菜ソムリエがいることをブランド化することで食の情報誌やサイトで取り上げてもらえれば一層お店の価値も上がり、集客につながります。

 

飲食店に野菜ソムリエがいるデメリット

・講座2時間×7回

・費用148,000円

・更新3,500円/年

 

前段でご紹介したように野菜ソムリエの資格をアピールすることで集客等のメリットがある反面、デメリットは費用面になります。比較的高額な資格取得になる上に、更新の費用がかかるのは経費となってしまいます。しかし、それを余りあるほどの効果を飲食店にもたらしてくれるのではないでしょうか?

 

女性タレントではギャル曽根さんのように野菜ソムリエの資格を取得している有名な方がいらっしゃいますが、本の執筆につながったり、食レポでの権威性を示したり、どれも仕事が広がるメリットにつながっています。貴店の集客力アップや顧客満足度向上のために、野菜ソムリエの採用や資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。

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