全国主要都市の中央卸売青果市場の夏休みについて

飲食業界で広く利用されている野菜卸。安く、旬な野菜を、欲しいだけ調達できるので活用されている方も増えています。通常ですと、中央卸市場は日曜日、水曜日が休場となっていますが8月については全国の中央卸市場によって営業が異なっています。仕入れにも影響してきますので今回はこちらについてご紹介していきます。

 

東京都中央卸青果市場

東京都中央卸市場を一例にご紹介しますが、上記写真のように各市場でスケジュールが開示されています。中央卸市場は野菜以外にも魚介なども扱っていますので「青果」の市場のスケジュールを確認する点に注意していきましょう。中央卸市場のカレンダーと青果市場のカレンダーでスケジュールがちがうことがあります。8月については日、祝に加えて6、14、16、18、25日が休場で合計20日の市場になります。

☞東京都中央卸市場の公式HP

 

大阪市中央卸市場

大阪は水産物の市場のみ黄色、水色でカレンダーにマークされていて、野菜卸は全体と同じスケジュールになっています。8月は日曜休みに加えて、4、14、16、18、25が休み。通常は水、日がお休みの大阪の中央卸市場ですが、8月は不定期となっているので確認していきましょう。

☞大阪市中央卸売市場の公式HP

 

広島市中央卸売市場

広島市中央卸売市場は水産物、青果、花、食肉と市場のスケジュールが分かれて開示されているのでご注意ください。基本的に水、日が休みの市場ですが8月は不定期となっています。日曜日の休みに加えて、4、14、16、18、25が休みとなっていますので確認していきましょう。

☞広島市中央卸売市場の公式HP

 

福岡市中央卸売市場

福岡市中央卸売市場の市場は青果部のスケジュールが分かれているので注意しましょう。基本的に水、日が安みの市場ですが8月は9、11は臨時開場、14、16は臨時休場となっているので少し見づらいカレンダーのため注意して確認しましょう。

☞福岡市中央卸売市場の公式HP

 

一部をご紹介させていただきましたが、市場によってスケジュールの状況がちがったのがおわかりいただけたのではないでしょうか。最寄りの市場のスケジュールを確認するために全国の中央卸売市場の公式HPのリンクをご紹介しますのでこちらで確認していきましょう。

☞全国の中央卸売市場の公式HP

 

野菜卸について

実際に野菜卸を活用されている方は既にご承知かもしれませんが、まだご存知ない方に野菜卸を活用する際のメリットをご紹介致します。中央卸売市場に出入りしている仲卸業者から野菜を調達することが多くなりますが、仲卸業者が卸売市場で野菜や果物を小口にして、小売業者や加工業者、飲食店や消費者に販売する仕事になります。この仕組みがあるからこそ、価格のバランスと需要供給のバランスが維持されていると言われています。

 

「野菜卸を活用するメリット」

●野菜の知識が増える

野菜のプロとして毎日たくさんの野菜を卸している業者と関わることで、その目利きと知識量に触れることができるのは大きなメリットになります。時には、スーパーでは仕入れることができない貴重な野菜と出会って調達することができることもありますし、価格を抑えて仕入れる工夫も覚えることができます。 

 

●安い、鮮度良い野菜が仕入れられる

スーパーなど小売店も仲卸業者から購入した野菜を店頭で販売していますし、スーパーの販売価格は利益を取るために、マージンとして価格が上乗せされています。こういった理由から、マージンがなくなる分だけ安く調達ができますし、直接市場から調達するのでスーパーの店頭で陳列されている時間の分をロスしない、新鮮な野菜を調達することができます。

 

●おまけ、配送などサービスがあることも

市場はコミュニケーションが非常に重要で、気さくな方が多いです。また、生産者である農家、買い手や業者も同じメンバーが何度も顔を合わせる事が多いので仲良くなって繋がりを作り、得意先になることで様々なサービスを提案してくださる業者の方も中にはいらっしゃいます。

 

以上のように野菜卸の方と仲良くなることはメリットが多数あり、飲食店の場合はコストを抑えて経営の効率が上がることにも繋がります。卸業者の数は非常に多いので、複数の業者を確認してご自身に合った業者を探し、信頼関係を築きながらお付き合いしていくことができると最高です。弊社アジアインタートレードでも全国の野菜卸売市場から最安値で、お取引するためのお手伝いを行っています。ぜひ弊社の業務用野菜卸のページも合わせてご確認いただけると幸いです。