夏野菜の人気5種類を紹介

夏野菜の旬は6~8月になりますので只今1番美味しい季節になっています。旬を迎えた夏野菜は水分やカリウムを豊富に含んでいるものが多く、利尿作用から夏バテや熱中症の予防にも期待できると言われていて、栄養面だけでなく見た目の鮮かさ、美味しさをも兼ね備えています。さらにたくさん取れる時期と言うことで価格もお手頃になります。今回は夏野菜の人気5種類と魅力についてご紹介致します。

 

トマト

トマトにはリコピンが含まれていることで有名です。ビタミンEやβ‐カロテンの倍以上の抗酸化作用があり、がんや動脈硬化の予防に期待できます。「トマトが赤くなれば医者が青くなる」というほど栄養満点のトマトは熱にも強いので調理にも非常に向いています。健康と美容に抜群のトマトをぜひ美味しく食べてみましょう。

 

ナス

ナスは90%以上が水分になりますので、栄養価が低いイメージがあるかもしれませんが、ナスニンやカリウムが多く含まれています。ナスニンは抗酸化作用がありますので、がんや動脈硬化の予防に期待できますし、夏の紫外線によるシミ・シワ・たるみからお肌を守る作用もあります。カリウムは血圧の低下、利尿作用があり夏バテや熱中症予防に期待できます。

 

キュウリ

キュウリは栄養面は決して高くありませんが、約95%が水分であり、100gあたり約14kcalと低カロリーな野菜。これだけ水分量が高いと体を冷やして水分補給をしてくれる効果があると同時に、カリウムが含まれているため塩分を排出して夏バテや熱中症の予防に効果抜群です。そして価格も魅力的の野菜です。

 

トウモロコシ

トウモロコシは非常に食物繊維が豊富な野菜で、なんと一粒一粒セルロースという不溶性の食物繊維で覆われています。ビタミンB、E、パントテン酸、カリウム、食物繊維、ナイアシン、葉酸、マグネシウムなどが含まれており栄養価も高い野菜になっています。1本のトウモロコシで約160kcalになっていてエネルギーもつけることができますので腹持ちも良いですね。

 

オクラ

ネバネバで知られているオクラはムチンというタンパク質とガラクタンやアラバン、ペクチンなどの食物繊維で出来ていて、腸内環境を改善してくれたり胃の粘膜を守ってくれるため効果が期待できます。そして、オクラは野菜の中でも特にカルシウムが多い野菜になっていて、その他ビタミンKや葉酸、βカロテンを豊富に含んでいます。冷凍して保存することもできて調理もしやすいので使い勝手の良い野菜です。

 

夏野菜オススメの選び方、調理

その他にもゴーヤ、枝豆、ピーマン、カボチャ、ズッキーニなどが夏野菜に含まれますが、緑黄色野菜としてカラフルなものが非常に多いですよね。どれも水分が豊富なところも特徴になっていますので、鮮度を確認して選ぶ際には葉先・ヘタの乾き・切り口などを見るとわかりやすいです。美味しく食べるためにはしなびていないものを選ぶようにしましょう。

 

美味しい野菜を選ぶことができたら調理にもこだわってみましょう。緑黄色野菜として栄養たっぷりの夏野菜ですが、調理方法によってはせっかくの栄養素を壊してしまったり、流出させてしまったりすることもありますのでご紹介します。

 

●生食

夏野菜にはビタミンが多く含まれているものが多いので、ビタミンを積極的に摂りたい場合は生食がおすすめです。特にビタミンCやビタミンBは熱に弱いので覚えておきましょう。

 

●揚げる、炒める

ゴーヤやピーマンに多く含まれるビタミンA、ビタミンDは脂溶性になりますので揚げたり、炒めることで栄養も積極的に摂ることができますし、水分が抜けることで野菜の旨味が増し、苦みを抑えて食べやすくなる効果があります。

 

いかがでしたでしょうか。積極的に摂りたい栄養素によって調理方法も上手に使ってみてください。旬の時期に美味しく栄養豊富な夏野菜をお買い得に調達するために、弊社「アジアインタートレード」でも取組を行っております。全国100以上の野菜卸から一度に仕入れ価格を比較して新鮮な国産野菜を配送することができます。全国の卸売市場を対象としていますので、お近くの市場からお目当ての野菜を最適価格で仕入れ、配送を受けることを可能にしました。お役に立てるかと思いますので一度ご覧いただければ幸いです。