キャベツの知られざる健康効果

キャベツは比較的安価で年中入手することができるので、サラダの他、様々な料理に使われていますが、どんな栄養素があってどんな健康効果があるのか詳しくご存知ない方は多いのではないでしょうか?今回はそのようなキャベツの知られざる魅力についてご紹介致します。

 

キャベツの栄養と健康効果

キャベツ100gあたりカロリー21kcal、糖質3.7gです。お茶碗に少な目の白米100gのカロリーは168kcal、糖質36gなのでかなりヘルシー。同じ野菜で代表的なものと比較しても、にんじん100gあたり39kcal糖質6.5g、たまねぎ100gあたり37kcal糖質7.2gなのでヘルシーな食べ物なのがよくわかります。

 

●ビタミンC

ビタミンCは抗酸化作用をもち、活性酸素から身体を守る働きがあり免疫アップやストレスへの抵抗力を強めたり、皮膚や細胞のコラーゲンの合成を助けてくれる。サプリメントで摂取している方も多いですが、キャベツ100g中には40mgの豊富なビタミンCが含まれています。

 

●ビタミンK

ビタミンKは血液を凝固させる助けや、骨を丈夫にする働きがある。特にキャベツは野菜の中でもビタミンKが多く含まれていると言われれているので体作りに期待できる食べ物になりますね。

 

●ビタミンU

ビタミンUは、胃粘膜の修復を助けてくれ、胃腸の調子を整えるので免疫力アップが期待できる。揚げ物の付け合わせでキャベツが多いのはこの理由からですね。ビタミンUはキャベツから発見されたのでキャベジンとも言われていて、特にキャベツに多く含まれている栄養素です。

 

●カルシウム

骨を作るのを助けることで知られている栄養素です。先にご紹介したビタミンCやビタミンKが豊富に含まれるキャベツはカルシウムも合わせて摂ることができるので骨を丈夫にする効果が期待できます。

 

●カリウム

カリウムは体内の水分の調整を助ける作用があります。私たちの体内に存在する量がもっとも多いミネラルで塩分の排出や、血圧を下げたりする効果が期待できます。

 

●葉酸

遺伝情報を司るDNAを作るために不可欠なビタミンです。体の発育に必要とされるので妊婦さんが積極的に摂ることが多いことが有名ですね。

 

●イソチオシアネート

殺菌力、抗酸化作用があるので風邪の予防から老化防止、肝機能の向上などにも効果を期待することができます。

 

キャベツは以上のように健康をサポートしてくれる栄養素がしっかりと含まれているのでかなり優秀な野菜ということがわかります。

 

キャベツのおすすめの食べ方

キャベツは色々な料理と相性が良いですが、生で食べるのが1番オススメになります。ビタミンは熱に弱い栄養素なので効果的に摂取するためには、生のまま千切りなどで食べるのが最も理想的です。

 

●野菜スープ

キャベツに含まれるビタミン類の中でも特にビタミンCは水溶性なので茹でると栄養が溶け出てしまいます。溶け出た栄養も無駄にならずに食べることができる、さらに肉類や他の野菜とも組み合わせて食べられるスープがオススメの食べ方です。

 

●漬物

キャベツの中でも特に柔らかい春キャベツがオススメです。熱や水でビタミンが溶け出さないので栄養もしっかり摂れ、浅漬けや甘酢漬けならキャベツの風味も味わうことができます。簡単に作れるところも非常に良いですね。

 

余談ですが、キャベツは葉の部分だけでなく、「芯」の部分もしっかり栄養があります。キャベツの芯はカルシウムやカリウム、マグネシウムといった栄養素を多く含み、その量は内側の葉の約2倍と言われていますので、芯は硬いからと捨ててしまいがちですがスープにして柔らかくするなど上手に食べていただくことをオススメします。

 

ここまで、年間でも特に需要の高いキャベツの魅力をご紹介しました。キャベツはもちろん、様々な野菜を全国の市場を活用して、新鮮で手軽に調達したい方へ向けてのサービスを弊社「アジアインタートレード」では取り組んでおります。ぜひ、お役に立てるかと思いますので一度ご覧いただければ幸いです。