アボカドの食べ頃はいつ?見分け方解説

アボカドはビタミン、ミネラル、カリウム、葉酸…とビタミン B  ・E・  Kなど栄養素が豊富に含まれているので「スーパーフード」「森のバター」と呼ばれることがあります。栄養たっぷりで美容やダイエットに良いと言われているアボカドですが、見た目でわかりにくいので調達すると固すぎたり熟しすぎたりと失敗をしてしまうこともありますよね。ちょうど今のシーズン5~7月は特に食べ頃になりますので、今回はアボカドの魅力を語りつつ、食べ頃、見分け方について解説していきます。

 

アボカドの食べ頃の状態

①形

②皮の色

③皮の硬さ

以上の3つのポイントを見ていただくと食べ頃のアボカドが見分けやすくなります。食べ頃のアボカドは適切に保管されていると程よく成熟して脂肪分が多く、美味しくなります。しかし、熟れ過ぎると中身が黒くてえぐみがあったり、未成熟だと脂肪分が少なく硬い状態で美味しく食べられません。よくスーパー、八百屋さんでは常温で販売されているのを見かけると思いますが、アボカドの追熟に必要な適温は14度~24度です。販売しながら成熟していますので、食べ頃の状態を見分けて美味しく召し上がっていただくために1つずつ確認していきましょう。

 

①形

アボカドの形は一目見るとわかるポイントです。細長いもの、真ん丸なものよりも、アボカドのイラストで出てくような「涙型」のものが美味しいです。さらに「ヘタ」も重要なポイントになりますが、アボカドは熟していく過程でヘタから変化し始め、乾燥したり浮いてヘタが取れたりします。取れたヘタの部分から空気が入っていて酸化して中身が黒くなっているものもあるので注意しましょう。

 

②皮の色

アボカドは熟すにつれて、緑色→濃い緑色→チョコレート色→黒色へと変化します。最も食べ頃なのは「チョコレート色」の期間です。皮が黒になってくると、皮にハリがなくなっていたり、シワ、ザラザラしていると熟しすぎのサインになりますので皮の色だけでなく、ハリ・シワ・ツヤも確認しましょう。

 

③皮の硬さ

見分け方で最も多くの方が確認しているのが触って硬さを確認する方法ではないでしょうか。優しく全体の弾力を確かめるように触ると、グニュッとなりそうなのものは熟れすぎ、固いと感じるものは未熟の場合が多いです。お店の商品なので、潰してしまいそうで不安な方は、底の部分を押してみるとわかりやすいですよ。

 

アボカドの保存方法

ここまでアボカドの調達時の見分け方を紹介してきましたが、それでも実際に購入すると熟しすぎ、未熟ということはあると思いますのでパターンに応じた保存方法も紹介していきます。

 

●未熟、まだ硬いアボカド

まだ熟していないアボカドは常温保存して追熟させましょう。アボカドが熟す条件は、14度~24度の室温で3~5日間が目安です。室温が5℃以下または27℃を超えると傷む原因になりますので、冬場、夏場での保管は注意しましょう。

 

●成熟、柔らかいアボカド

すでに食べ頃の状態のアボカドは、冷蔵庫の野菜室で保存すれば4~5日間保存が可能です。5℃以下になる冷蔵室ですとさらに傷む原因となりますので野菜室での保存をしましょう。また、冷凍することで1カ月程度の保存も可能です。ラップで包んで密封すれば保存可能ですし、カットしたアボカドもレモン汁を振るなど変色を防ぐ工夫を一緒にすれば冷凍保存可能です。

 

いかがでしたでしょうか。様々な食べ頃の見分け方をご参考に美味しいアボカドを楽しんでいただけるきっかけになれば幸いです。弊社「アジアインタートレード」では様々な野菜を新鮮で低価格で調達する取組を行っています。お役に立てる情報がたくさん詰まっていますのでよろしければご覧になってください。