手に入りにくい野菜とは?

野菜卸を利用する際に、旬の野菜は手に入りやすく、特殊な野菜は手に入りにくい傾向にあります。今回は、野菜卸の際に手に入りにくい野菜を紹介します。特殊な野菜を取り扱いたいと考えている方は参考にしてください。



京野菜

伝統野菜として愛されている野菜で、和食に多く使用されています。栄養価も高く、現在は37品目が京野菜として扱われています。通常の野菜卸では取り扱っていない所が多く、手に入りにくい野菜として知られています。

 

京たけのこ、堀川ごぼう、伏見とうがらし、鹿ケ谷かぼちゃなど、様々な野菜があります。

中でも人気の野菜は、

 

九条葱(くじょうねぎ)

日本の青ネギの一種として扱われており、京都の伝統野菜として人気が高いです。ビタミンB1、ビタミンC、カロチンなどが多く含まれていて、栄養素の高い野菜としても人気です。鍋に入れたり、ラーメンの具材として使われることも多いです。

 

賀茂(かも)なす

丸く大きいサイズが特徴的なナスで、皮が柔らかいのが特徴です。煮物や漬物に使われることが多いので、お通しにも使いやすい野菜です。

 

万願寺唐辛子

唐辛子の中でもほんのりと甘味があり、食べやすい唐辛子です。皮が厚めなので、煮物や天ぷらにしても煮崩れしにくいのが特徴です。お肉と合わせた料理が人気で、味噌をつけたり、炒めて使うのもおすすめです。



中国野菜

中国で作られている野菜で、種類によっては日本では手に入りくい野菜として取り扱われています。菜や、根菜類などが日本では人気が高いですが、通常の野菜卸では手に入りにくいです。中国野菜には、コウサイタイ、サイシン、トウガン、ハミウリなど、様々な野菜があります。

 

中でも人気の野菜は、

 

香菜(パクチー)

独特な香りが特徴的で、日本でもアジア系のスパイス料理に使われることが多い野菜です。最近は日本でも取り扱いが増えているので、昔よりは手に入りやすくなりました。ですが通常の野菜卸では、取り扱いをしていない場所もあります。



旬ではない野菜

単純に、旬の野菜ではない場合は、収穫も少ないため手に入りにくい野菜として扱われる場合が多いです。旬ではない野菜は栄養価が低かったり、価格が高騰したりと、あまりおすすめできません。




まとめ

 

今回は、野菜卸の際に手に入りにくい野菜を紹介しました。手に入りくいけれど、栄養価が高かったり、通常の野菜よりも美味しかったりとしたりと優秀な野菜が揃っています。新しいメニューを考える際は、手に入りにくい野菜を中心に考えるのもおすすめです。