毎日の定番のメニューに使用する野菜は、季節によって旬の野菜を使用すると旨みが上げられます。また、旬の野菜は多く仕入れても安く手に入れられるので、仕入れのコストが抑えられます。
季節の野菜を知っておくと、業務用の野菜卸の際に便利なので調べておきましょう。
1月~3月
菜の花やからし菜、大根や人参、ブロッコリーなど、葉っぱや小松菜などの根菜類が多いです。煮物系はもちろん、季節の野菜を使ったサラダなどにも使えるので便利です。キャベツを使用する場合は、冬キャベツを購入しましょう。
1月から3月は、野菜の価格が上がりやすいので魚や貝などと合わせたメニューが人気です。
4月~6月
ツクシやさやえんどう、レタス、新たまねぎ、トマトなど、メニューに使いやすい野菜が旬になります。ゴボウやそら豆など、煮物に使いやすい野菜も安くなるのでおすすめです。オクラやズッキーニ、ピーマンなどの野菜も人気が高いです。
新たまねぎは、甘めなので煮物だけでなくスープやサラダに乗せても食べやすいです。
7月~9月
夏野菜と言葉があるほど、夏は野菜が多く販売されています。とうもろこしやきゅうり、茄子、ピーマンやパプリカなどがおすすめです。夏野菜カレーや、夏野菜サラダなど、旬の野菜を使ったメニューが考えやすいです。
スイカや梨など、フルーツも価格が安くなるので、セットメニューが考えやすい点が魅力です。
10月~12月
秋から冬に向けては、ネギやさつまいも、ゴボウなどの芋系の野菜が旬です。白菜やキャベツなど、鍋に使いやすい野菜も増えてくるので、暖かいメニューに使いやすいです。また、さつまいもを使ったスイーツ、揚げ物などもおすすめです。
冬は夏に比べて、野菜の単価が高くなるので旬の野菜を中心に仕入れましょう。
旬を問わない野菜
わさび、アイスプラント、豆苗などは旬を問わない野菜なので、価格の変動が少ないです。年中同じメニューを考える場合は、旬を問わない野菜を選びましょう。アイスプラントや豆苗は、サラダに乗せやすいのでおすすめです。
まとめ
今回は、季節の野菜を紹介しました。季節の野菜を知っておくと、新しいメニューを考える際に便利です。また、季節に合わせてロットの変更や仕入れ先の変更もできます。旬の野菜は、通常の野菜に比べて栄養価も高いので、意識してメニューに入れましょう。
野菜が高い季節は、旬の野菜に置き換えるなど対策することで、コストを抑えてみてください。
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