こんにちは。突然ですが、皆さん日本の食料自給率はご存知でしょうか。答えは37%です。健康な体作りのために特にしっかり食べたい野菜の自給率は73%と比較的高めですが、生鮮野菜の生産量は天候不順などの影響を受けやすく価格の変動も着やすくなっています。最近であるとコロナウイルスや梅雨の長期化により、野菜の価格が高騰しています。その一方で、生鮮野菜の価格が高騰したり品薄になっても実は価格がほとんど変わっていないのが冷凍野菜です。これらを上手に使ってみると良いかもしれません。
意外と知らない冷凍野菜のこと
冷凍野菜は文字通り、冷凍された野菜のことです。冷凍野菜は旬に採れた野菜を新鮮なうちに加工・急速冷凍をしています。だからこそ、旬の野菜の美味しさと栄養がたっぷりでどんな季節にも安定した価格で購入することができます。また、下処理済みでゴミが出ず、使いたいだけ使えて便利です。無駄が出にくいという面でも飲食店経営には良いです。そして冷凍野菜には、保存料や添加物を使用していません。-18度以下の低温で保存すると腐敗や食中毒の原因となる細菌が活動できないため、保存料やそれに変わる食品添加物を使用する必要がないのです。
冷凍野菜に使われる輸入野菜ついて
美味しく便利な冷凍野菜の中には、海外産野菜を使用したものもたくさんあります。輸入野菜の安全安心に関してはポイントは二つあります。まず輸入野菜は大規模な専用農場で栽培されています。収穫量が多く安定した供給を行うことができます。ポイント二つ目は残留農薬などに関するポジティブリスト制度厳しい農薬検査などの徹底した全工程管理を行い安全性の確保をしています。一部の冷凍野菜商品に輸入野菜を使用していますが、安心して食べられるように、例えば、中国産野菜については独自の管理基準キャリアコントロールシステムを採用することでポジティブリスト制度に準拠した厳格な管理をして工場の管理はもちろんのこと、野菜を栽培する専用農場の管理指導も行なっています。残留農薬の検査については計4回実施そのすべてに合格することが輸入の条件になっています。また、商品パッケージ裏面にあるゴッド地方から原料産地収穫加工日等の情報が特定できるよう管理しています。だから冷凍野菜は便利で安心安全なのです。冷凍野菜を正しく理解し賢く使うことが重要となってきます。
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