台風15号の影響で被害が出た野菜

昨日、関東を中心に台風による被害が多く出ました。例にあげるなら茨城県は甚大な被害があったといいます。台風によって栽培されていた野菜はもちろんのこと、作物を育てるためのビニールハウスの倒壊が31市町村で報告され、被害総額は12億7400万円にのぼるそうです。

 

茨城県内で被害が出た野菜にはトマト、ニラ、大豆、水稲、ネギ、ミニトマト、ピーマンなどがあります。ただ、時期的には植え直しのできる季節ということで、供給ができないといったことはないというのがせめてもの救いです。

 

また、東京や千葉、静岡などでは梨やキウイフルーツなどといった果物が甚大な被害を受けています。多くは木から落果してしまい。到底売り物にはならない状態だといいます。千葉などは停電による被害なども受けていますが、農業の被害総額は120億円にものぼるといわれています。

 

今回の台風で農家が受けた打撃は計り知れないものがあるといえます。天候が安定しない中、こうした被害は予想されるものの、関東に上陸した台風としては過去最大規模のものということで甚大な被害が出ているのです。

 

こうした被害に対しては国の補助事業等が適用されるとはいえ、手塩にかけて育てた野菜を収穫前に台無しにされてしまった農家の皆さんの気持ちを考えるといたたまれません。一日も早いサポートを期待したいところです。

 

今回は台風15号とその影響に伴って発生した作物の被害状況などをお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。自然災害によって影響を受けてしまうことはとても残念です。安定した野菜の供給と国の補助が一日も早くあると良いですね。最後まで読んでくださってありがとうございました。