お盆休みも明けましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。今年の夏はこれまでと比較してもとれも暑く、台風などもあり、天候の安定しない日々が続きました。当然ながら、こうした天候は野菜の収穫量にも影響を与えました。
その中で、最も天候による影響を受けたのは沖縄県です。もちろん今年の夏は天候以外にも新旧暦でお盆の期日が重なった為に青果市場が休みとなり、流通量が減ってしまったことも影響しています。
元々、台風10号による品薄などの影響を懸念して、台風が上陸する前に野菜の需要が高まったのですが、この中で格段に価格が高騰したのがキャベツとインゲンといわれています。スーパーなどの小売店の情報によれば、例年に比べて価格が高騰しました。
キャベツに関しては前年と比較すれば1.5倍、インゲンは2倍程度ということで、価格の上昇率を考えればとんでもない価格の変動だということはいうまでもありません。この影響は沖縄だけではなく、全国各地にも影響は出ています。
長い雨や日照不足、度重なる猛暑など理由をあげればキリはないですが、農作物の収穫量が減れば、それに伴って価格が高騰するのは仕方のないことです。また、キャベツやインゲン以外にも沖縄では影響が出ている野菜があります。
この沖縄で影響が出ているのは、ゴーヤやヘチマといった野菜で、こちらも平均的に考えれば前年度の価格と比べて1.5倍程度なので相当高くなっているのはわかるはずです。こうした価格の変動は一般の食卓だけでなく、飲食店にも影響を及ぼしています。
例えば、キャベツはトンカツなどにも備え付けでつかいますし、インゲンに関してもファミレスなどでだすこともあります。例え、備え付けとして備わっているものであったとしても、価格の高騰はメニューの高騰化につながりますので飲食店にも影響は大きいですよね。
今後も、9月、10月と暑い日が続くことも予想されますし、台風や天候不良もあると思いますので、価格高騰前に今後はしっかりと準備しておきたいところです。
今回は、インゲンやキャベツが沖縄を中心に高騰した件についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。天候不良や猛暑を乗り越えて野菜の価格が安定してくれることを願いましょう。最後まで読んでくださってありがとうございました。
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