美味しい野菜料理を提供したい!関東出店の飲食店からヒントを得る

健康志向の顧客が増えている一方で飲食業界は空前の肉ブームですが、できればヘルシーな野菜料理を食べたいという顧客も大勢います。しかし、いざ野菜の飲食店を開こうと思っても人気のあるメニューなどが考案できなければ店を開くこともできないでしょう。そこで今回は関東の野菜を使っている飲食店をとりあげながらヒントを得ていこうと思います。

 

先ず、紹介したいのは横浜にあるビストロベジタブルマーケットです。こちらは野菜の風味を生かしたイタリアン料理の専門店で素材を活かした料理が多くあることでも知られています。メインとなるパスタには真タコと金針菜のぺペロンチーノと合鴨挽肉としめじのトマトソースなどといったものがあり、提供されています。

 

こちらのお店ではパスタと共にサイドメニューとしてサラダを注文する方が多いのですが、野菜のみを扱った野菜だけサラダやホタテや小エビとアボカドを入れたトマト風味のサラダなどもあり、これらは一律650円で提供されています。もちろんサラダを多く食べられないという人にもミニサラダを200円程度の単価で販売しています。

 

こちらのお店の見習うべきところは顧客に合わせて適切な量を選んで販売しているという点です。パスタに関してもハーフサイズの40グラムとレギュラーサイズの80グラムを準備しています。価格帯も40グラムが600円程度、80グラムが900円程度なのでサラダと合わせても1,500円には届かないといった感じになります。

 

もうひとつ紹介したいお店は青山にあるハタケカフェです。ネーミングがハタケなので想像できる方はできるかと思いますが、野菜を中心としたメニューを提供しています。人気のスペシャル野菜ランチは1日100食限定で、内容はスープに10種の野菜の盛り合わせ、ミニココット料理、ドルチェ、飲み物、フォカッチャとなっています。

 

 

ただ、飲食店にとってはランチは比較的赤字ということも多いので、やはりメインは単品料理です。例えば、野菜をふんだんに使った豆腐ハンバーグサラダは1,260円ということで結構な値段がしますし、野菜のポタージュに関しても735円ということでそこそこの値段はします。

 

ランチはもちろん人気なのですが、ランチでなくとも訪れるお客さんが多いのは野菜本来の味を活かすためにドレッシングなどをあまり多くはかけていないところなどもあるでしょう。また、価格帯に関しても安すぎず高すぎずといった感じで幅広い層の顧客を獲得しているところも見習うべきところですね。

 

今回は美味しい野菜料理を提供している関東のふたつのお店を紹介すると共に、飲食店を開きたいと考えている皆さんにとって参考になる情報を提供させていただきました。メニューの考案や価格の設定はなかなか難しい事ですが、流行っているお店を参考に決めてみても良いのかもしれませんね。最後まで読んでくださってありがとうございました。