トウモロコシの値段微増と現状について

6月も2週目に突入し、初夏の夏野菜が市場にも顔を出すようになりました。その中でもトウモロコシは多くの飲食店でも好まれて扱われる野菜のひとつです。今回はこのトウモロコシについての情報を紹介していこうと思います。

 

はじめにトウモロコシとして一般的に知られる品種はゴールデンコーンと呼ばれるものがあります。こちらは実が全体的に黄色でトウモロコシの中では比較的甘い部類のスイートコーンになります。料理などに使われるのはもちろんのこと、焼いたり茹でたりとするのでご存知かと思います。

 

ちなみに映画館などでも良く食べられるポップコーンもトウモロコシを材料として使っていますがあ、実はこのゴールデンコーンではポップコーンをつくることはできません。ポップコーンの素となるのは爆裂種と呼ばれるもので皮の中の水分を極限まで取り除いてあります。

 

さて、トウモロコシの価格が近年どの程度変わってきているかということに関心のある方もいらっしゃるかと思いますが、トウモロコシの価格はここ数年で20円程度の微増をしています。トウモロコシというのは比較的天候に影響を受けやすい野菜の為にこうした価格変動は頻繁に起こってしまうのです。

 

ちなみにトウモロコシは実が瑞々しく揃っているものが良く、皮の緑色が濃く、茶色のひげがフサフサ仕手いるものほど美味しいといわれているので、市場に出向いた際はできる限りはそうしたものを選択したいところです。

 

また、日本はトウモロコシの輸入に関して比較的、依存している国だと言われています。2014年のデータによれば年間で1500トンものトウモロコシを海外から輸入しており。これは全世界でも圧倒的な1位だといわれています。

 

ただ、これらは主に家畜の飼料やコーンフレークに使われるなどするものがほとんどで飲食店などに並ぶものに関してはほとんどが国産であるといえるかと思います。ちなみに国産では原産地は北海道が主ですね。

 

日本の輸入の9割はアメリカに頼っていて、残りはタイなどに頼っています。タイからの輸入に関しては飼料と使われるのが主です。しかし、こうした飼料が無ければ様々なところで問題になってしまうのでトウモロコシは国産であれ、外国産であれ、重要だということがわかりますね。

 

今回はトウモロコシについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか?国産であれ、外国産であれ、この夏は美味しいトウモロコシが食べたいですね。今回の記事を参考にしてトウモロコシの仕入れに役立ててくだされば幸いです。最後まで読んでくださってありがとうございました。