そろそろ梅雨の季節ですが、随分と温かい日々が続いています。5月末は天候が良かったのもあり、5月とは思えぬ気温でした。本来ならば比較的温度が上昇しないといわれる北海道でさえ、40度近い気温に見舞われ、野菜にとっても影響がありました。
さて、夏野菜を前にこの6月にはモロヘイヤやアスパラなどといった家庭などでも食卓に並ぶ野菜をはじめとして、枝豆やえんどう豆などお酒のおつまみになるような野菜などが旬となっております。今回は飲食店などでも仕入れることの多い枝豆やえんどう豆などに関する野菜卸による仕入れについて解説して行きます。
先ず、枝豆に関してですが原産国が海外の場合は業務用で仕入れる枝豆は1キロあたり1000円前後が相場といわれております。海外であれば原産国は台湾や中国であることが多いのですが、味に関しては国産と比べてそれほどたいした差はありません。
一方、国産の業務用枝豆は海外のものと比べると相場の平均が1キロあたり2000円近くと倍近くなります。外国産を選ぶか国産を選ぶかは飲食店次第となりますが、先程も解説しているとおり大きな差はありません。その証拠となるかはわかりませんが例をあげてお伝えしようと思います。
例えば全国的に有名なスーパーにマックスバリュというものがあるのはご存知かと思いますが、ここには主には国産の冷凍枝豆を使用しているグリーンアイと呼ばれるブランドがあります。一方、味の素が発表している冷凍枝豆も同じ売り場に売られています。
これらを比較すると見た目に関してはどちらもたいした差はありません。ただ、食べてみると味の素のほうが美味しいという方も多くいます。ちなみに味の素は原産地の表記は無く、恐らくは台湾や中国から輸入した冷凍枝豆を販売しています。
よく、国産だから安全であるだとか、国産だから美味しいだとかいう方がいますが、実際にはそのようなことは断じてありません。安全レベルにしても味にしても国産至上主義というのは迷信であるといえるのです。では、枝豆を仕入れる為に野菜卸業者を利用した場合はどのようになるのでしょうか。
これははっきりといった根拠のある数字とはいえませんが、インドネシア産などの冷凍塩ゆで枝豆の業者での販売価格を調べてみましたが、1キロあたり500円程度ということでスーパーやネットショッピングなどで購入するおおよそ半額で購入できるという情報がありました。
えんどう豆に関しても同様で、やはり枝豆などを冷凍で仕入れる場合は卸業者などを利用して購入するのがもっとも賢い選択だといえますね。
今回は枝豆やえんどう豆の仕入れに関してお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?今回の記事を参考にして仕入れに役立てていただければ幸いです。
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