夏野菜が美味しくなる季節がやってきます。中でもトマトはその瑞々しさとわずかな酸味から人気が高く飲食店でも家庭でも使われることが多いですね。しかし、皆さんはそんなトマトの産地や仕入れ先について知っているでしょうか?今回はトマトの産地や仕入れ先について考察して行こうと思います。
平成28年のデータですので、現在から考えれば3年ほど前のデータということを前置きしておきますが、トマトの産地としては熊本が日本でもっともポピュラーであるといわれています。この年のトマトの収穫量は全国で約700,000トンという中で熊本は全国の20パーセント近くものトマトを収穫しました。
熊本に次いで収穫量が多いのは北海道なのですが、北海道はミニトマトの産地としては全国でトップの収穫量を誇る事で知られています。つまりは産地としては通常のトマトが熊本がトップ、ミニトマトに関しては北海道ということで良いようです。
ちなみに飲食店などで大量に仕入れる場合は国産トマトではなく、外国産のトマトを輸入することもあります。トマトの輸入国として最もポピュラーなのは韓国であり、韓国に次いで有名なのがニュージーランド産のトマトになります。
こうした輸入は以前からトマトの収穫量が減る時期などを中心としてあったのですが、近年は輸入量も増加しており、右肩あがりになっています。考えられる理由としては近年国産トマトの収穫量が減っているという点と、大手の飲食店などでトマトが必要とされるケースが増えてきたことなどがあげられるかと思います。
結論として飲食店などがトマトの仕入れ先として選ぶのに適しているのはどこであるかといえば、やはり野菜卸業者などが適していると考えられます。農家との直パイプによって国産トマトであっても安価で大量に供給できるというのであればそれでも良いのですが、実際に安定した仕入れを行うためには業者に頼むというのがベストな選択でしょう。
ちなみに生鮮トマトの場合は輸入であっても国産であっても鮮度には大きな差はありませんが、例えば加工トマトなどの場合でヨーロッパなどからくるものに関しては防カビ剤などが含まれていることもあるようなので考えて仕入れるのが良いでしょう。
今回はトマトの産地と仕入れ先について考察してきましたがいかがでしたでしょうか。今回の記事を参考にして皆さんも適した輸入先をみつけてくだされば幸いです。最後まで読んでくださってありがとうございました。
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