GWも明けましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?10連休という長いお休みをエンジョイできたという方もいるでしょうし、休みが長すぎてかえって迷惑だったという人もいるでしょう。
さて、皆さんは「青果」という言葉を聞いたことがありますか?青果は野菜と果物を一括りにして呼ぶ際に扱われる名称で青果の卸売りを行う市場のことを青果市場といいます。同じ語音として生花市場というのもありますが、こちらは花を扱ってますね。
この青果市場にも3つの形態があり、中央卸売市場、地方卸売市場、そしてその他の卸売市場が存在し、形態は違えどそれぞれ似たような役目を持っています。しかしこの役目という部分に関しては知らないという方も結構いらっしゃいますので簡単に解説していきます。
先ず、市場というものは主に集荷と分荷をおこなうのですが、集荷は全国から青果を一か所に集めることを指すのに対して分荷はそれぞれのお店に分けるということを指します。こうすることによって小売店や飲食店などに届けられます。
また、青果の値段を決めたり、品質を維持するというのも青果市場の役割だったりもします。こうした経緯の中でせりというものが行われ、値段がつけられているのですが、均衡を保つために大きな値段の変動というものはないような仕組みになっています。
品質維持は安全確保のためには必要なことで市場内でも青果を傷めることがないように適切な温度に保ったり、扱う際にも乱暴な扱いをしないように丁寧に扱われています。こうした些細な取り組みが卸売市場が存在する意義となっていることは間違いありませんね。
今回は野菜卸、それから卸売市場の役割に関してご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?野菜や果物は生き物ですのでお客様のお口に届くまでには丁重な扱いを心がけなければなりません。こうした卸売市場の方々の働きがあって保たれていることを心にとどめておきましょう。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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