集客効果とメニューは無関係ではない?ヘルシー野菜が店を変える

飲食店を経営するにあたって「集客」は大切になってきます。いくらお店を綺麗にしようが料理を美味しくしようが肝心のお客さんが来なければ話にもならないでしょう。皆さんもご存知のとおり現在は空前の健康ブームです。

 

欧米食が流行り、大腸がんなどが日本でも見受けられるようになり健康状態を心配する多くの方々がヘルシーメニューを意識しはじめています。特に女性はそのあたりにシビアです。というのもテレビで見かけるような女優さんなどの芸能人が基本的に痩せ身ですので同じようになりたい、同じ服がきたいというとそうせざるを得ないのです。

 

また、近年インターネットが普及したことで直接的な人とのかかわりは減ったもののSNSなどで人に触れる機会は増え、人と直接かかわる事が多かった時代よりも現在の方が圧倒的にストレス社会といわれています。

 

ストレスを発散するには人それぞれ趣味や何かに打ち込んでリフレッシュできるのが一番ですが、食事からして見直していく必要があります。食事は人間にとって安らぎの時間であることはいうまでもありません。

 

そんなあ安らぎの時間を与えることがストレスの軽減につながり、健康につながり、結果集客へとつながっていくために、ヘルシー志向メニューの考案は飲食店経営において無視できないこととなっているのです。

 

一般的に疲労回復には豚肉やうなぎが良いとされています。これは豚肉やうなぎに含まれるビタミンB1が人間の疲労回復に大きな効果をもたらすからと言われています。リラックス効果のある大豆や卵などもいいですね。

 

しかし、これらはストレスを感じてしまった後に摂取するものにほかなりません。普段からのストレスに対して抗うためには抗ストレス効果の高いビタミンCをとるしかありません。ビタミンCはご存知の通りキウイやレモンといった果実に多く含まれます。

 

飲食店ではこうしたものをバランスよくとれるメニューが考案されることが望まれています。もし、メニューを考案することができなくとも、フロアのスペースにサラダバーを設置するだけでも人は自然と集まるでしょう。

 

確かにサラダバーを導入するとなると余計なコストがかかってしまうのではないかという心配をされる方もいるかと思います。しかし、サラダバーは基本的にはお客さんがセルフで席に食事を持っていくためにフロアのスタッフの数がいりません。これはバイキングでも同じですね。

 

東海地方を中心に展開するある飲食チェーンではサラダバーを導入することで集客をあげ、さらに食前にサラダバーを提供することで顧客の満腹中枢をあげ、顧客の回転率をあげ、それが結果売り上げに反映されるという成功例もあります。

 

とにもかくにもヘルシーメニューに対する顧客の関心は表面上だけでなく深層心理に働きかけ、結果的にリピーターを生むというのが結論です。集客は難しいですが、こうしたところから改善すると繁盛店になるやもしれませんね。