健康を意識したメニュー提供にどの程度の飲食店が関心を持っているのか

飲食店経営をするにあたって今の時代は顧客の健康志向も強いために健康を意識したメニューを取り入れるということも重大であるということは言うまでもありません。しかしながら、具体的にどの程度の飲食店が健康を意識したメニューを取り入れているのかなどはご存知の方は少ないのではないでしょうか?

 

実は、こういったことを調査した前例というものがあります。飲食店経営者の方々の中にはご存知の方もいらっしゃると思いますが、「飲食店リサーチ」というサービスが存在しています。こちらはその名の通り飲食店に特化したリサーチサービスです。

 

このサービスは株式会社シンクロ・フードと呼ばれる東京に本社をおく会社によって運営されているのですが、2018年5月1日~2018年5月9日の間に247名もの飲食店経営者を対象にアンケート調査を実施したのです。

 

その結果、提供する食事の安全性を配慮していると答えた経営者は92.3%いました。食の安全性に配慮する事など当然といえば当然ですが、逆にいえば7.7%は配慮していないということになりこれは大変恐ろしい事です。

 

そして興味深いのが健康に特化したメニューをお店で提供しているか否かというアンケートがあったのですが、こちらに提供していると答えた経営者が42.5%おり、これが集客に役立っていると感じた経営者がそのうちの7割を占めているというのです。

 

つまりこの結果が示すものは健康に特化したメニューの開発は大いに集客に効果があるということでもあります。健康を意識するのならば欠かせないものといえば野菜なわけですが、こういった野菜にもこだわりを持つ経営者も増えています。

 

顧客自体が安さを求める顧客と、高くても健康に良いものを求める顧客と二極化しているために一概にターゲットを絞るというのは難しいのですが、どのみち飲食店経営をしている以上、最低限は顧客の口にいれるものにも責任を持ちたいと考えている方は増えてるんですよね。

 

そこで野菜に求められるものは、無農薬であることであったり国産であったりするほうが良いとの見方もあります。しかし、過去の記事でも紹介している通り現在では国産と外国産の品質の差というものは徐々になくなってはきています。

 

それでも飲食店を経営する大手チェーンなどでは食材の産地を顧客に伝えるといったことが日々行われてきています。その理由はやはり顧客が産地そのものを意識するほどシビアな人が増えているという現状にあります。

 

こうした背景にあわせてコスト計算などもしながら飲食店経営を行っていくことはこれからの時代は望ましいと言えるでしょう。皆さんも健康を意識したメニューをとりいれて集客にいかしてみましょう。最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

 全国100以上もの青果卸から価格を一度に比較して最安値の業務用野菜を仕入れ