冬の野菜の産地

 

寒い季節となってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?風邪などをひかないように気を付けてくださいね。

さて、話は変わりますが冬野菜の産地というのをご存知でしょうか?冬の野菜の産地は西南暖地と呼ばれる東海、関西、四国、九州地方が中心となります。

今年は事の他、天候が安定して恵まれているために出荷などが前倒し傾向にあります。

当然、現状から言えば順調に出荷されているので問題はないように見えますが、天候は気まぐれですのでいつなんどき何が起こるかわからないので少々怖いですね。

欲しいときに供給できないという状況を作らないためにも細心の注意を払って仕入れに臨むことが大切です。

今年は、前年度と比べると全体的に野菜の相場が下がっているのでどの野菜もお安くなっていますので安心してください。

さて、本日は先ずキャベツについての状況をご説明しますがキャベツの産地である愛知県や千葉県などは台風24号の影響で多少キャベツの収穫に障害が発生しておりました。

ただ、その後状況が好転し、天候に恵まれたため例年通りもしくは例年を上回る出荷量が予想されます。

価格に関してもよって少しばかり下がり傾向にあるのでこの冬はキャベツの仕入れは大変お買い得になっています。

12月は冬であることから鍋物が好まれがちなのでキャベツではなく白菜が好まれるように思われますが、12月もロールキャベツなどをご家庭で作る方も増えますのでキャベツの需要はご家庭でも上がる傾向にあると思われます。

一方、少しばかり心配なのは玉ねぎに関してです.玉ねぎは北海道が主な産地となっており、収穫は既に終わっているものの一部傷みが発生したことで供給量が今年は減るとの情報があります。

それに伴って価格も上回る見込みで仕入れ価格も前年度より少しばかり上回る事が予想されています。

この時期はご家庭であってもシチューやカレーなどで需要も多い事からかなりの頻度で売れる野菜であることは間違えありませんが、及ぼす影響は多少なりると思いますので少し心配ですね。

野菜は生き物ですので、こうしたトラブルなどによっても価格変動が起こりうるので情報は手に入れねばなりません。

皆さんも、天候や収穫量などに注意をしながら相場などをチェックするとともに適切な仕入れをすることを心がけると良いと思います。

とはいえ、今年の冬は雨などが少なく気温なども例年に比べれば温かい傾向にあるので野菜にとっては良い傾向などで本当に良かったです。