フジテレビの落日

フジテレビがなぜ振るわないのか?

答えは簡単です。

成功体験を引きずる社長の特徴ですが、過去の数字、実績を重視します。

過去の高視聴率の類似番組を放送すると視聴率がある程度は読めますが、過去の実績を上回ることはできません。

過去の売上を100とした場合、2回目に採用した場合は80ぐらいに落ちます。

60には落ちませんが、基本落ちます。

では、なぜこの様な決定を下すのでしょうか。

答えは簡単です。

会議が多いからです。

会議では大多数の人を納得させる必要があります。

そのために必要なのは数字です。

数字があるのは過去の実績です。

では、どうすれば、フジテレビは復活するのでしょうか。

案として、深夜帯、BSで数字にこだわない番組をどんどんトライしてみることです。

その中で良い数字が出た番組をゴールデンタイムに持ってくれば良いのです。

トライするにもなぜこの番組なのかの説明はある程度必要かと思いますが、とにかくやってみることです。

番組もある程度、出尽くし感があり、新しい番組を作りだすのが難しくなっているのは事実ではありますが、入社当時から高い給与をもらえれば、あえてリスクをとるよりも、現状維持を選んでしまうのでしょう。

メスを入れる部分は多そうですね。

残念。