アベノミクスが正しいかどうかは別として、株価が上昇し、企業の業績が上向き傾向にあるのは事実です。
物価上昇に合わせて、賃金が上昇しないことには本当の意味で経済が上向きになったと言えません。
最近、眼鏡屋のJINSが賃金を6%上昇させるというニュースがありました。
1人あたり平均20万円、上昇することになるとのことです。
20万円÷6%=平均年収333万円。
平成23年度のサラリーマンの平均年収は403万円です。
つまり、元々JINSの平均年収がいかに低かったかがわかります。
6%UPさせたところで、まだ全体の平均年収には遠く及びません。
単にうわべの数字だけを見て、6%UPしたJINSはすばらしいと騒ぐだけのマスコミに踊らされてはいけません。
ニュースの裏にある真実を常に考える必要があります。